書いた日: 2002.12.4
エスロピさん企画、"第1回ハロプロ楽曲大賞2002" に乗っかってみました。
順位付けもさる事ながら、選別だけでも難しいですね。結局どれだけその曲に思い入れがあるか、つまり自分自身への問い掛けをしなくちゃならない。あー単純にシングル買ってないから分からない曲多数多数。
順位 | 曲名 | アーティスト名 | コメント |
1 | 粉雪 | 市井紗耶香 in CUBIC-CROSS | 記念碑的作品になる可能性ヽ^∀^ノ |
2 | たんぽぽ(Grand Symphonic Version) | タンポポ | 歴史 |
3 | Do it!Now | モーニング娘。 | 総括 |
4 | カレーライスの女 | ソニン | ソニン |
5 | なんにも言わずにI LOVE YOU | モーニング娘。 |
1〜3位までは自分の中で順当に決まりました。4位にソニンが食い込んだのは、やっぱり歌がうまいなあと感じたから。『青春のSUNRISE』(EE JUMP)も好きな曲ではあるけれど、ソニンのあの悲しげな歌い方や声がどうにも違和感があって納得が出来ないのだ。そういう意味で『カレーライスの女』はソニンにぴったりハマった曲だと思う。カップリングの『愛はもっとそうじゃなくて』も秀作。
最後まで悩んだのが『なんにも言わずにI LOVE YOU』と『I&YOU&I&YOU&I』(タンポポ)どちらを5位に入れるか。モーニング娘。さんの場合は歌唱力や声の質のばらつきが激しいので、こういうゆっくりとしたテンポの曲を、パートごとに区切って歌われると正直聴いててしんどいものがある。だから当初は『I&YOU&I&YOU&I』を5位に入れたかったんだけど、なんつーか俺、切ない系の曲が大好きなのです…(支離滅裂)。あと飯田さんの声が前者のほうが色気があって良かった。そんな程度で。
順番が前後しますが、まず1位にした『粉雪』はもうね、頭の中が吹き飛びました。同アルバム内に収録されている『Cランチ』もシングルカットしてもいいんじゃないかと(むしろすべきじゃなかったかと)思えるほど出来が良いんですが、作詞がつんくなんですね。一方『粉雪』は作詞・市井、作曲・吉澤で正真正銘 CUBIC-CROSS の作品。そして市井ちゃんも未熟な歌唱力ながら、この曲に関してはしっかり歌い込んでいるのが伝わって来ました。グループ自体が非常に厳しい状況に置かれている中、ようやく一つ結果を出せたんじゃないかなーと評価しています。
2位の『たんぽぽ(Grand Symphonic Version)』は、今のタンポポやモーニング娘。が持ち得ない情念を感じさせてくれる作品だと思う。この気持ちは『LOVEマシーン』前からのファンかどうかで変わってくるだろうし、飯田・矢口のタンポポ脱退という衝撃が特別に思い入れを強くしている事については否定しない。そもそもそれが無かったらこの Grand Symphonic Version 自体存在し得なかったのだし。これ以上無いタイミングで生まれた、歴史の積み重ねだけが可能にする奇跡的な一曲。
DIN。出だしのごっちんの声が印象的。もう娘。には居ないんだねえ…。好きなのに理由なんかいりません!!
今回の評価についてはステージパフォーマンス等は考慮に入れないようにしました。ライブにも殆ど行かないし、基本はCD音源ということで。更にCDを購入していないのも少し気が引けるので外すことにしました。(←というか聴き直そうと思ってもそれが出来なかったてのが大きい)
そんな訳でばっさり切り捨てられたのが『♥桃色片想い♥』(松浦亜弥)と『香水』(メロン記念日)。好きなんですけどね〜。但しあややに関しては歌やステージパフォーマンスは高いレベルのものを持っているのは分かるんだけど、アイドル然とした楽曲自体が、じっくり聴き込んだ場合に他の曲と比べると少々自分の中で厳しいものがありましてね…いえいえ好きなんですけどね。これが『100回のKISS』だったら、微妙に迷うところなんだけど。
同じくライブでは盛り上がるんだろうなあ(若しくは実際に盛り上がった)と思いつつも外した曲は『いきまっしょい!』『本気で熱いテーマソング』(モーニング娘。)、『さぁ!恋人になろう』(メロン記念日)など。特にモーニング娘。さんのアルバム『4th いきまっしょい』は僕のお気に入り盤で、『電車の二人』など他にも好きな曲が沢山あります。(どれくらいお気に入りかはウチのドメイン名が何かって事でお察し下さい)それでいてランクインしたのが1曲だけだったりするのが激しく矛盾しているのですがね…。人間なんてのはそもそも矛盾の塊なんですよ!
その他、心に残っている曲としては『Yeah!めっちゃホリディ』(松浦亜弥)「スラーッシュ!」、『そっと口づけて ギュッと抱きしめて』(藤本美貴)「ガック死」、『アイ〜ン体操』(ミニモニ。)「風車」、『幸せきょうりゅう音頭』(おどる♥11)「どどんがどん」、等。
また『すき・すき・きらい・きらい・きらい・すき』のシュールさや『アイ〜ン!ダンスの唄』の退廃的ムードなど、今年もミニモニ。は1年を通じて総じて高いレベルにあったと思います。
最後に今年のアルバムに順位を付けるとしたらこんな感じ。
モーニング娘。万歳。