不定期更新雑記（ライブ感想）

市井紗耶香 in CUBIC-CROSS LIVE 2003「Ｃ：ＬＩＶＥ」（名古屋／クラブダイアモンドホール）

資質とは何だろうか。人間の能力を細分化・定量化した序列の、ある特定部分を指して人々は「能力が高い」と表現する。何をどう切り分けるか、どういう順番で並べるか、所詮人間が決める以上は全て社会的な意味付けなのだから、資質の有無を問う事自体意味が無いのかも知れない。しかし、少なくともその社会で自己を表現したいのならば、その仕組みに従う必要はあるのだろう。

と、いうわけで市井ちゃんライブ＠名古屋に行ってきました！！昨年５月のライブを『１０点の実力しかないのに１００点を取ろうとして、ファンは３００点を期待してしまった』と表現するならば、今回のライブは『３０点の実力を見極めた上で１００％の力を出し切ることに専念した。一部のファンは去ったが、一部のファンは残った』といった状況でしょうか。

最終日という事もあってか、終盤ちょっと声が出てませんでしたね。個人的には「粉雪」がイマイチ期待外れなのが残念だったけど、逆に「Hug&Kiss」の良さに気付いたりだとか、あと持ち歌より「サルビアの花」の方が声が伸びてるのなんでだろ〜、とか。まあ普通に楽しめるライブでした（あくまでもファンとしては）。

今回一番印象的だったのは、市井ちゃんの顔つきが、すっかりアーティストと称される人たちのそれになっていたこと。歌の力はまだまだ発展途上なのだけど、雰囲気だけは急成長（！）。そんな彼女の佇まいを肌で感じながら、改めて人間の才能ってのは等しく与えられていないのだなあとか、一線を超えられる者の幸福と超えられない者の悲劇、ステージと観客席の間を隔てる柵の果てしなく絶望的な意味を認識したりとか、色々。

決して順風満帆ではありませんが、十年後もその笑顔が見られたら最高だね！と思いました。

【関連】

• 市井コメント

ソニン『東京ミッドナイトロンリネス』発売記念イベント握手会（名古屋／タワーズガーデン）

そんなわけで行ってきた。握手券持ってる人は大体３百人程度で、柵で囲んでいるスペースの半分も埋まってなかった。娘。以外のハロプロ周辺アーティスト（市井、メロン、ソニン）の人気はどれも似たようなもんかと思っていたのだが、意外に人気無いんだなソニン。ＦＣが「準備室」なのも頷ける。

曲はカレー、ロンリネスのカップリング、ロンリネスの３曲。…っとその前に言っておきたいのが相変わらず一部ヲタの振る舞いが非常にウザかったこと。目の前の奴が手を振り上げるもんだから視界が遮られ不愉快な事この上ない。しかもカレーで回るな！ｗ（ソニン苦笑いしてた？）いやあ久々にヲタのヲタっぷりというか、傍若無人、慇懃無礼さを見たね。売れないアーティストとしちゃ金払ってくれるなら誰でもいいのかね。ヲタもただ騒ぎたいだけで相手が誰であろうと関係ないのかね。

まあ愚痴はこれくらいにして、ステージの感想としては案外良かったな、と。屋外のライブだと、例えば藤本なんかはよく声が上ずったりするんだけど、僕が聴いていた分にはソニンは充分声が出てましたね。ＭＣから曲に入る時の気持ちの切り替えも、女優業の成果かバシッと出来てたし、マイクスタンドのパフォーマンスもきっちりこなしてました。◎

握手はご多分に漏れず高速モード。藤本の握手会で経験済みなので焦ることなく落ち着いて握手出来ましたよフフ。ソニンもちゃんと一人一人両手で手を握って、相手の目をしっかりと見てましたね。うん、ファンになろうと思いました！(^^; 終盤、信じられないくらいの大雨にたたられソニン、ファンともどもずぶ濡れになるも「ジャケットと一緒ですね」というソニンの言葉にちょっと気分が晴れた気がしました（そして帰宅後ジャケットを見てああホントだと遅いリアクション）。

本日の結論：ソニン最高でした。

【場所】

• タワーズガーデン
• 周辺地図

【関連】

• SONIM official web site

後藤真希『ファーストコンサートツアー2003春〜ゴー！マッキングGOLD〜』（名古屋／名古屋国際会議場センチュリーホール）

なんだかんだ言って結局ごっちん見に行った。

相変わらず自己中心的なヲタがうざかった。あれだけのダンス（ごっちん＋メロン）を見せられてもなお、特定メンバーの名前を大声で連呼する事しか出来ないのか。そして歌の最中に何故笑い声が…？と思ったら大声で私語。ＭＣは聞いてない。…等々。

一つ分かったことは、そういった場をわきまえない人間は一部だけだということ。こんなんでも金を落としていってくれるんだから必要悪か…と思ってたけど、全然要らんわ。ちゃんとしたステージを見せてくれれば、それに対してしっかりと反応してくれる観客が殆どなんだから。うん、大丈夫。だから馬鹿は来なくてヨシ！（と愚痴でも書かないとやってらんない）

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セクシガイの登場シーンで、思わず先日のアクションギャグ選手権を連想してしまった。

イントロの「ドッ」で落ちてくごっちん萌え（萌えませんし落ちません）

ソニン『1st Concert Tour 華』（名古屋／クラブダイアモンドホール）

鳴り止まない拍手。ソニンと会場全体の一体感。久々に大満足のライブでした！

【その他】

• EEJUMP の曲が最高に盛り上がった。
• ソニンライブ＠名古屋の模様は HOP STEP EE JUMP! さんのレポＢＢＳが詳しいです。
• …南足柄じゃ下に降りたって！？ぐっ、スマン。きっと俺が通路側にはみ出てたせいでっッ！
• 天井の飛鳥さんにてソニンオフ。

安倍麻美 2nd シングル発売記念イベント＆握手会（名古屋／クラブＯＺＯＮ）

あさみん最高でした。OZON のキャパって1000くらいだっけ？予想以上の長蛇の列にこれ全部入れるのかよ？とおじさん少しビックリ。そして貰った番号見てまたビックリ。こんな半端なファンが２桁なんて…。

内容はトークを真中に挟んで歌２曲。写真集の話題もありました。（ＭＣには同日のビリケンミニライブ＠松坂屋でも司会をした若狭敬一←結構どうでも良い情報）テレビや雑誌の取材も来ていましたが、これだけでもう彼女の現在の勢いを物語っておりますね。

結論的にはもちろん、『あさみん最高！』人を見る目の無い僕からしてもかわいさは当然のこと、「アイドル」としてのオーラ、そして「応援したい！」と思わせるだけの魅力を充分に放っておりました。

惜しむらくは握手の際、そのあまりのかわいさに「お疲れ様でした」の次の言葉が出なかったこと…。次回は、次回は必ずっ！

BON-BON BLANCO LIVE BEATS 2003 〜 BEAT GOES ON 〜（名古屋／クラブクアトロ）

（未）

【関連】

• Bon-Bon Blanco TV .info のサイトって珍しい。

メロン記念日ライブツアー 2003SUMMER〜夏メロン〜（名古屋／クラブダイアモンドホール）（夜公演）

（未）

【関連】

• 関連 ファンの鑑。

モーニング娘CONCERT 2003〜15人でNON STOP!〜（豊田／豊田スタジアム・雨）

生涯初のＡブローック！（どうやら物凄く良席らしい）昨年豊田スタジアムを後にする時に「次回は１期が卒業のときかな…」とぼんやり考えていたんですが、まさかこんなに早くその日が訪れるとは。たぶん卒業コンには行けないであろう俺にとって安倍ちゃん見納めコンなので（早っ）、一生懸命応援しようと思います。（頑張って PPPH もやっちゃうか！ｗ）

【関連】

• セットリスト
• ツアースケジュール
• モーニング娘。コンサート2003(中京テレビ)
• モー娘。襲来　豊田が絶叫

シングル「抱いてよ！PLEASE GO ON」発売記念〜MAKI☆SUMMER FESTA☆2003〜（名古屋／名古屋市教育センター）[前編]

30日 23:00pm --- 会場下見

場所は名古屋教育センター。名鉄神宮前駅下車、徒歩で５分の場所だ（前記サイトの案内による）。

2ch の東海ヲタスレを眺めてたら深夜から既に並んでるという書き込みがあり、面白そうだったので確認をしに車を出してみた。

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ＷＡＯ！

確かに目立つほどでは無いにしろ、一見してそれとわかる不審人物がチラホラと(笑) こっ、これが噂に聞く徹夜組みってやつか。お前ら、夏休み最後の日だっていうのに…漢だよ(涙)

建物の玄関前に行くと２人の警備員らしき人物が突っ立ってた。案の定、明日の１１時までそうゆう輩を追っ払うためにいるんだそうだ。んで苦笑されながら玄関の写真をデジカメでパチリ。（見事に全部ピンぼけやんけ！）

ニュース記事とか見ると５０００とか８０００集まってんだろ？スレでも指摘あったが、上述教育センターのキャパは８６４。一体これで何をしようというのか見ものではあるな。

実はあまりの人数の多さに待ち時間を考えたらモチベーションが下がりまくりだったんだけど、ここまで無茶だと逆に行く気が出てきたよ！地元なんで始発の電車で行けば余裕だと思われるが、どうかな…。

03:30am --- 静寂の深夜

時計を見ると時刻は午前３時を廻ってる。やべえ。これでは先日の大阪・千里寝過ごしスルーと同じパターンじゃねえか。

…というわけで、一旦風呂入ってから眠い目をこすりつつ車で目的地へ向かうことに。

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到着してみるとぽつぽつと人が集まりだしてるが、まだ全然大丈夫そうなので近くの有料駐車場で仮眠をとることにした。（そもそも徹夜待ちは禁止。）

06:00am --- 一時の休息

エアコン切って窓を半分開けて寝てたんだが、もう蒸し暑いのなんの。

６時くらいに目が覚めて再び会場前に行ってみると、何やら警備員の前に数人が並んでてノートに何か書かせていた。あーっ。既に順番を書かせてるーっ。『特にトラブルはありません』って誰かと連絡とってたが、これ後で絶対揉めるぞ…と思いながら俺も記名。

08:00am --- 日が昇り、ヲタが動き出す

再び仮眠。

すっかり明るくなって会場前にもかなり人が集まってきた。この頃になってようやくサンデーフォークのスタッフの姿も見えるようになる。あ、警備員の兄ちゃんとスタッフが今朝のノート見て何やら話し込んでる！さてどうなることやら…。

（結局あれは誰の指示（許可）だったんだろ？ 2ch スレではヲタ側の提案という事らしいが、徹夜禁止なのにそこまで話を持っていける交渉能力には恐れ入るな。）

そんなこんなしてる間に、何かのきっかけでばらけてたヲタが一斉に会場前に集まりだし一時騒然。後方から仕切りが悪いだの文句が聞こえてくるが、、、いや、ノーコメントで(笑)

これ以上の混乱を防ぐためか、ようやく重い腰を上げたスタッフ側がヲタを敷地内に誘導しはじめ、建物を取り囲む形で一周させる。『走るなつってんだろ！（うろ覚え）』みたいな客を客とも思わない仕切りが楽しい。この時点でヲタの数は８列×建物半周分くらいか。

まだ先は長いなあ…とうんざりしていると、今度は前述の早朝記帳組が集まりだし、そこでまたひと悶着。つうか何故俺は普通に並んでんだと慌てて抜け出して状況を伺う。個人的には「これは無効でーす」ってうっちゃっても良かったと思ったけどな（実際文句の声も上がってたし。そりゃそうだわな）、結局最前列に並ばせてもらえるという形で落ち着いた。

（そのとき、記帳した順番について何度もしつこく確認する粘着系ヲタがいてかなりキモかった。いやいや、これはギリギリ反則技なんだからさぁ、もっと落ち着こうよ！みたいな）

10:00am --- ひたすら待つ

まさにここは戦場だな。

しかし在宅系の俺がこんな列の先頭集団にいるとは…。なんだかいつもと違う風景。でもよく周りを眺めてみると、どっかで見たことある顔もチラホラ(笑)

あー、興味の無い俺でも顔を憶ちゃうってことは、アイドル側も印象に残りさえすればそれなりに憶えるんだろうな…と思った。

山際淳司の文庫本を読みながら、適当に時間つぶし。

11:00am --- ４回公演

１時間近く前から『間もなく引き換え開始しまーす』の呼びかけ。列の長さは建物１周近いか（目視で確認できる限り）。

この時点で４回公演が決定。

時間通り参加券引き換え開始。

＿|￣|○　ク ソ 席

11:30am --- 止まらないうんこ

最終回なら一旦家に帰ろうと思ったのだが、１回目に。結局並び順で決まるのか。

集合時間の 12:30 にはまだ時間がるので、書店にて「石黒子育て本」購入。

急にうんこしたくなったので近くのビルのトイレに駆け込む。が、これがなかなか止まらない。時間が迫り『え…？ここまで来て俺また負け組み？ありえねえ！』みたいな感じでちょっと焦った。

00:30pm --- 開場

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１回目の集合時間になってもまだ参加券引き換え中。どうやら５回目が決まった模様。

一体いつ終わるんだ？

ごっちん、大丈夫か…？

シングル「抱いてよ！PLEASE GO ON」発売記念〜MAKI☆SUMMER FESTA☆2003〜（名古屋／名古屋市教育センター）[後編]

開演、そして

クソ席の上に狭っ。子供用かよ！と思わずツッコミを入れずにはいられない客席。それでも、そんな事がすぐに気にならなくなる程に場内ヲタのテンションが高まりつつあるのが、肌を通じて伝わってくる。これまでに経験したことの無い雰囲気だ。

しかし、一向に始まらないっ。館内の時計の針は１時半を指している。確か次回入場は 14:30 だぞ？やっぱり超高速握手なのか…。

そんな俺の思いをよそに、その程度の事は既に折込済みのヲタ多数が奇声を発し始める。終には本人不在のＰＰＰＨーっ

ライブ！

前説にどっかのおっさんと姉ちゃんが登場。この時点でヲタどもはすっかり頭がおかしくなってるので、何か言うたびに「うぉー」という叫び声。そして一旦引っ込むも、待ちきれないヲタは全員ごっちんコール！（俺は手拍子をしてあげたよ）続く続く、５分以上。もうね、お前らは馬鹿かと(笑)

さて、あとは、特に説明をすることもなくライブ、そして握手会。

ライブはなんと『DPGO』１曲のみという離れ業。それに対して当然の如く場内総ブーイングとアンコールの嵐。分かるけどさあ、そんなんで握手会自体が中止になったらどうすんだと少し心配した。しかし、ステージ上では普通に机などがセッティングされ、注意事項などを平然と説明し始める主催者。滞りなく握手も進行し、１回目公演はこうして幕を閉じたのでした。

（薄い感想となってしまったが、満足度は過去を振り返っても最高度に近いことを明言しておこう。屋内という条件も手伝ってか歓声（もちろんＰＰＰＨ）が物凄かった。空気読めない馬鹿も居ない。たった１曲だけで、個人的には完全に前回のメロンライブを越えたと思っている。今一番勢いがあるであろうあややコンは、果たしてこれ以上のものなのだろうか？一度両方参加した人に感想を聞いてみたい。）

ちなみに握手時のごっちんの目には、既に生気がありませんでした(笑)

なんと声を掛けようか色々考えたんだけど、結局「お疲れ様でした」と言うのが精一杯。一方、ごっちんは「どうもね〜（ありがとね〜）」と殆ど目も合わさず、手に力も無く…。アレだよね？感情が表に出ないだけで、すっごく感激してるんですよねっ!? ねえ、ギュッとして、抱きしめてよ〜

＿|￣|○ ごっちん…。

ライブ後の会場前にて

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当初４公演の予定だったのが６公演。しかも６回目は握手会だけ！わははー！アサンデーフォークやっちゃったなー(笑)

最後に今回のイベントの感想を一言

ごっちん、ありがとう！最高でした！！

…ほんとは本人にコレを伝えたかった(涙)

【関連】

• イベントスケジュール
• 滋賀の名神高速で衝突事故、２人死亡(2chスレより)

会場で、滋賀ナンバーの似た車を見かけたが…。

市井紗耶香ミニライブ＆握手会（名古屋／栄HMV）

• 9.11 そんな市井に嫉妬する(1)
• 9.11 そんな市井に嫉妬する(2)

メ〜テレ秋まつり 2003 SPECIAL LIVE（名古屋／名古屋市久屋大通り「もちの木広場」）

あまりに酷かったので省略。

安倍麻美 1st アルバム発売記念＆1st ライブ リハーサルイベント（東京／ラフォーレミュージアム六本木）

発する言葉の一つ一つが力強く、意外な芯の強さを感じた。ファンを楽しませよう、イベントを成功させようという気持ちが伝わってきた。

それに比べて市井ちゃんは…といった比較をしようと思った矢先の、引退の報せ。前々から僕は「本当に歌で気持ちが伝わるのか？」と疑念を持っていたのだが、図らずもそれは最悪の形で払拭された。そりゃ敵うわけ無いよな。前へ進もうとする者と、迷いを持っている者の差。

おっと！あさみんライブの筈が市井ちゃんの話になってるじゃないか(笑)

ま、そんな感じなんでライブの感想は勘弁してくださいな。

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【関連】

• 安倍麻美から皆さんへのメッセージです。
• 各紙アサミン記事

安倍麻美 1st LIVE Wish All Together（東京／Zepp Tokyo）

噂では集客状況がやばいらしかったのですが、どうしてどうして。ちゃんと盛り上がってましたよ。

以上。