俺大賞'14

更新日: 2015.1.2-24:00加筆

第13回ハロプロ楽曲大賞'14

第13回ハロプロ楽曲大賞'14

遂に楽曲大賞も'14の時代へ突入[1]

というわけで年末恒例エスロピ企画「ハロプロ楽曲大賞」に乗っかった俺企画「俺大賞'14」の時間です。一時は開催も危ぶまれたようですが、無事開催となって何よりです[2]

昨年同様、イベントにも参加しました。簡単なレポートはこちら→イベントレポ:ハロプロ楽曲大賞(2014/12/30)

結果発表

ということで以下、自分の投票結果です。

楽曲部門

まずは楽曲部門。

BEST5

順位タイトルアーティスト名配点
一言コメント
1

シャバダバ ドゥ〜

モーニング娘。'14
(道重ソロ)
3.0pts

あのオーディションから12年。おそらく僕たちは知っていた。彼女の成長と成功を。

「シャバダバ」で始まるスキャットと道重のアイドル力のみで構成された楽曲は、かつてのつんく♂をして『モーニング娘。のマザーシップ』と称された安倍なつみの「22歳の私」を超える、自己総括ソング(=本人のみが・そのタイミングでしか歌えない曲)として仕上がっている。

歌とダンスに重きをおくグループのリーダーでありながら「ピッチが取れなくても可愛い私」という開き直りが許されるのは、累々たる屍を乗り越え、4329日に及ぶ波乱に満ちた娘。人生を見事にやり遂げた道重だからであろう。

MVではかわいいアピール全開の道重だが、歌中では意外にもカワイイアピールは少ない。誰かに向けてのメッセージではなく、過去を振り返りながらの独白に終始するのは、陰の努力や苦労を見せるのをよしとせず、常に強くあろうとする彼女が実はどこにでもいる1人の少女であることを自ら語らせることで、彼女の娘。人生を報いたいというつんくの親心なのではないだろうか。

2014年11月26日。後輩たちへモーニング娘。愛を伝え終わった8代目リーダーは、「変な人たち、サンキュー。」の一言ですべてのヲタたちを完全に救済してみせた。道重さゆみという稀代のアイドルがモーニング娘。に在った事、そして僕たちを見つけ、出会ってくれたことに心から感謝し、ピンクのサイリウムとさゆみんコールを道重Tシャツを汗でびたびたにしながら永遠に捧げたいと思う。

お疲れ様でした!!グッバイさゆみ、サンキューフォーエバー!!

2

私は私なんだ

モーニング娘。'14 2.5pts

新生モーニング娘。始まりの歌。

3

永久の歌

Berryz工房 2.0pts

最初に「アイ10」がリリースされたとき、ストーリーが好きだったので上位に考えていたんだけど、どうしても聴き終わった後の空しさに心の中で決着がつかなかった。そんなもやもやを抱えた中、「永久の歌」を一聴して『あ、そうか。』と心が落ち着いた。

キラキラと輝いた夢は、きっと叶えられたのだと信じたい。だからこそ次の未来に向かって歩き出したんだと。であるならば、何も悲しむことはない。こんなに最高の終わり方があるだろうか。

4

見返り美人

モーニング娘。'14
(9期、10期、11期)
1.5pts

連綿と受け継がれ、練り上げられた意志。かつて卒業時に歌われた Never Forget では去り行く戦友への惜別の想いだけが残ったが、18年たった今、ファーストたちとの接点を持たない娘。たちは終に道重を贈り出し、新しい時代を切り拓くスタート地点に立った。「これからも娘。が在り続ける」ための戦い。いつかは訪れる彼女たち自身の卒業に思いを馳せる。憧れられる先輩になっているだろうか?無事に娘。人生を全うできる事を切に願う。

5

笑顔の君は太陽さ

モーニング娘。'14 1.0pts

この尊い笑顔を後世に伝えたい。(*^◯^*)伝えたいんだ!

結局、なっちの「Smlie」アルバム曲はどうしてもセンチメンタリズムが強すぎて、全体のバランスが崩れてしまうので外すことにしました。好きなんですけどね。とりあえずアイドル楽曲大賞のアルバム部門の方で1位にしておいた。

LoVendoЯも、あともう一歩何かが欲しい。今のままでも全然好きなんですけどね。

その他、次点。

おへその国からこんにちは / ハロプロ研修生
つんく天才という言葉以外見つからない。
通常なら絶対に上位に入れていたが「ええか!?」同様、上位ラインアップが強力過ぎた。リリースタイミングも少し影響したかな。
ええか!? / スマイレージ
スマイレージ後期を飾るダンサブルなチューン。つんく♂系ラップをふんだんに取り入れた僕たちが大好きないつものアレ。
娘。アルバム曲が無かったらランクインさせていたのですが、惜しくも。
普通、アイドル10年やってらんないでしょ!? / Berryz工房
ずっと続くと思っていた。いつも傍に居ると思っていた。だからいつも安心して他のグループを見ていた。少し気になってきて、ちゃんと見てみようと思った矢先の「無期限の活動停止」。そりゃあ解散という言葉よりも優しいけれど…。こんな個性的なメンバーが1つのグループとして10年続けてきたなんて、やっぱ奇跡なんやろなあ。
例え最初の動機が純粋な「好き」という気持ちであっても、時間や環境が人の心を変えてしまうものだし、例えそれを乗り越えたとしても、その道を極めようと思ったらきっと、土日を全部捧げるなんて当たり前のことなんだろうとも思う。青春を全部捧げて、残ったものは何?
狂騒が終わり、手に持ったサイリウムの灯りは消え、僕たちはまたあの陰鬱な日常へと還っていく。「ずっと心の中に」なんて言ってみたところで人間は忘れる生き物。運が良ければいつの日か、未練がましく残しておいたCDが、押入れのダンボール箱の中から見つかる日が来るかもしれないね。それを開けたとき、僕たちは何を思うだろうか。(以下、「永久の歌」のコメントに続く。)
ロマンスを語って / Berryz工房
愛はいつも君の中に / Berryz工房
悲しきヘブン / ℃-ute
少年 / LoVendoЯ
不器用 / LoVendoЯ
イクジナシ / LoVendoЯ

MV部門

MV部門は順位に入れられない-1位から。

BEST3

順位タイトルアーティスト名配点
一言コメント
-1

フロントメモリーfeat.川本真琴

神聖かまってちゃん ガキさん! pts

川本真琴×ガキさん。

0

What is LOVE?(寝起きドッキリver.)

モーニング娘。'14 - pts

キャ(ダーイシ

1

TIKI BUN

モーニング娘。'14 3.0pts

アスファルトを叩く乾いた靴音。「モーニング娘。とは現象なのさ」と誰かが言った。佇む娘。たちがひとつに集まり手を重ね、いつもの「いきまっしょい!!」をコールする。これまで繰り返してきた様に。そして、きっとこれからも。

これがモーニング娘。

2

見返り美人

モーニング娘。'14
(9期、10期、11期)
2.0pts

生田の手紙だけがっつり糊付けされてて開けられなかったら面白かったのに。(そして工藤が泣きながら「真面目にお仕事してるのに!」)

3

シャバダバ ドゥ〜

モーニング娘。'14
(道重ソロ)
1.0pts

かわいいで始まり、かわいいで終わる。道重さゆみとしての矜持。

その他、次点。

順位タイトルアーティスト名配点
一言コメント
-

おへその国からこんにちは

ハロプロ研修生 測定不能

確実に歴代俺が好きな曲TOP5にランクインする。道重の卒業に被らなければ堂々の1位だったであろう。

-

Love take it all (Dance Shot Ver.)

℃-ute - pts

This is ℃-ute!

-

Love take it all

℃-ute - pts

This is ℃-ute!

-

ええか!?

スマイレージ - pts

曲単体の魅力もさることながら、めいめいがかわいすぎて死ぬ。そしておでんもかわいくて死ぬ。二度死んで、三度生き返る。そんなエネルギッシュなクリップだ。

-

Password is 0 (Dance Shot Ver.)

モーニング娘。'14 - pts

ジャンプで合わせるって結構難しいように思えた。コミカルな動きと、ピタッと揃った一体感が気持ち良い。

-

裸の裸の裸のKISS

Juice=Juice - pts

とにかく綺麗。

-

愛はいつも君の中に

Berryz工房 - pts

とにかくすごい。

推しメン部門

メンバー一言コメント
鞘師里保10000年推せる。

うっかりあかねちんやりかこに流れるところでした。危ない危ない。(なお握手会はどぅー専の模様)

アルバム部門

順位タイトルアーティスト名
1 14章〜The message〜 モーニング娘。'14

今年は娘。アルバムが良い。おそらくその一端には、メンバーから何度か語られる「家族感」があるのかもしれない。卒業する道重とこの9人という組み合わせ、このタイミングが最高の形を生み出したんだろう。全盛期と比較するとか超えるとか、そんな野暮な事はつまんない大人たちに言わせておけばいい。今のモーニング娘。は今のモーニング娘。なんだから(つんく歌詞のような言い回しだな…)。

「モーニング娘。’14 アルバム『14章〜The message〜』」

聴き終わると全てが終わる気がして、いつまでも聴いていたい。終わって欲しくない…

01.TIKI BUN(Album Version)
14thの幕開けを飾るアルバムバージョンのイントロがこれから始まる最高の物語を予感させる。「だーしー」が「だーいし」に聞こえるのは健在。
02.Password is 0
この世は和津後皿 鴨座ランドだね
03.明日を作るのは君
「目の前にあるその問題点 解決すべきはそこじゃない 深呼吸をゆっくりして 俯瞰でご覧なさい」に胸が苦しくなる。仕事的な意味で。
04.キラリと光る星 / 鞘師里保・小田さくら
鞘師「最短コースで行く」に鳥肌が立った。エース覚醒。本年度鞘師楽曲大賞1位。

05.恋人には絶対に知られたくない真実 / 道重さゆみ・譜久村 聖・飯窪春菜
鞘師が道重を想って作った歌。それを道重本人に歌わせる変態プレイ。鞘師は変態も出来るすごい子!
06.What is LOVE?
"What do you want? Is it necessary?" さらっと言ってるけど重い(鼻ほじりながらアマゾンポチー)。
07.私は私なんだ
新生モーニング娘。の決意表明。なんちゅうもんを聴かせてくれたんや…なんちゅうもんを… こんな突き刺さる曲は聞いたことがない…
08.笑えない話 / モーニング娘。'14
あれは…ユウキ!?
09.笑顔の君は太陽さ
この尊い笑顔を後世に伝えたい。(*^◯^*)伝えたいんだ!
10.君の代わりは居やしない
勢いで聴くとなんとなく頑張れる気がしてくる。
11.大人になれば 大人になれる / 生田衣梨奈・鈴木香音・石田亜佑美・佐藤優樹・工藤遥
「大好きな事なら超続けられる…でも大好きな事は毎日入れ替わるよ」(←は?) い、いや…まーちゃんがこの歌で成長してくれるならもうそれでいいや。うのー!!!
12.時空を超え 宇宙を超え
11年前の「愛の園」では1000年経って宇宙で暮らしている程度だったが、限界を知らないつんく脳はもはや時空も宇宙も超えてしまった。おそらく56億7千万年後あたりの地球で鞘師を待つ道重をモチーフにしていると思う。

その他、おまけ

第13回ハロプロ楽曲大賞'14結果発表イベント@新宿ロフトプラスワン 2014年12月30日(火)(深夜の部)[記:2015/1/2]

プロローグ

12月30日。何処からともなく「怪盗少女」が流れ聞こえてくるロフトプラスワン前、23時。さすがに1時間前では思しき列はまだ出来ていません。その後、少しづつ人数が増えはじめたところでスタッフさんに確認して地下階段へ移動します。今年は30番台だったのでストレスなく早めに入場出来ました。会場内では中島卓偉の曲がBGMに。壇上のテクニカルスタッフ小判さんが真顔で映像調整しているのを横目に最前寄りのテーブルに着席。他の最前席では既に実況班がウォーミングアップを開始。ツイッターのTLも少しづつ動き始めました。さあ今年もやってまいりましたハロプロ楽曲大賞。年の瀬にハロプロ好きの大の大人たちが集合してあーとかわーとか喜んだり悲しんだりするイベントがまもなく始まります。

結果発表とか

すみませんいつもの箇条書きです。

楽曲部門

MV部門

推しメン部門

その他

以上終わり。

以下いつもの。

昼飯@名古屋駅(12/29)腹の調子が微妙だったので、あまりくどくない麺類をチョイス。時折お腹がグルグルいってたけどなんとか大丈夫でした。
新宿!もう何度来た事か!
ロフトプラスワンに到着。いつの間にか建物の外装を改装しているようで、プレートもきれいめですね。
開演前の風景。メインビジュアルは切り絵風。綺麗&カッコイイです。
メニュー群。ドリンクはプレモル+世界のビール祭のうち4種類を飲みました(ギネス、ヒューガルデン、ベックス、デリリウムトレメンス)。あー今宵の酒は格別だー。フードは唐揚げをチョイス。うまいうまい。

関連リンク

注釈

  1. ^ 楽曲大賞はいつから始まったのかな?と判らなくなったときは、羽賀朱音ちんの誕生年と覚えておけば大丈夫です。
  2. ^ ここ数年で必ず足を運ぶ唯一の現場なので、本当に助かりました(主に自分がね…)。今回の投票システムを担当を頂いた Ossan さん、そして当日のスライド進行を担当をされた小判さん、ともに面識はございませんがこの場を借りて最大の感謝の意を!(誰目線)。今後どうなるか分かりませんが、まあでも僕には根拠の無い自信があって、技術的な問題ならハロプロ界隈というか楽曲大賞周辺でなんとかなるんじゃね?と思ってます。どちらかというとピロスエさんの健康状態の方が心配ですね。40超えると結構きますからお気をつけくださいまし。え、俺だけ?酒飲まないなら大丈夫かも!?